※メールを含め会場定員を超えるお申込みがありましたので、募集を締め切らせて頂きました。多くのご応募ありがとうございました(7/23)。
「先進事例をもとに解くべき課題を考えよう~アーバンデータチャレンジ東京2013 2ndステージワークショップ」
平成19年5月の地理空間情報活用推進基本法の成立により、地理空間情報全般の円滑な整備・更新に向けた取組が進められ、様々な情報通信技術を活用したアプリケーションサービスは日々進展を遂げています。平成23年3月に発生した東日本大震災の応急対応、復旧、復興を通じて、情報通信技術および情報流通の重要性が再認識されました。実空間における様々な国土あるいは公共施設等の社会インフラに関わるデータは、は、国・地方自治体等からHPや情報公開等を通じて徐々に提供されるようになってきています。
また、これと並行して、オープンデータの取組も近年世界的に広がっており、多くの自主的な草の根的活動に加え、内閣のIT戦略本部では平成24年7月4日に「電子行政オープンデータ戦略」が策定され、産学官連携の「オープンデータ流通推進コンソーシアム」、経済産業省の「公共データワーキンググループ」など様々な活動がなされています。「社会基盤情報流通推進協議会」では、社会インフラに関わる情報の収集・配信・利活用等の流通環境の整備の活動と併せて、自治体を始めとする各機関が保有するデータの公開・流通促進に向けた具体的な取組として、各機関が提供可能なデータ、それらのデータの活用に効果的なツール、有効なデータ利活用方法等を募集する「アーバンデータチャレンジ東京2013」を開催します。
平成25年6月10日には「アーバンデータチャレンジ東京2013」のキックオフイベントを開催し、地方公共団体でデータの管理、提供に携わられている方々にデータ提供における課題や先進事例の話題提供を頂くとともに、参加者全員でグループディスカッションを行いました。多方面から多くの方々に参加頂き、活発な議論を通じて地域が抱える課題やお悩みの一端を明らかに出来ました。
今回開催しますイベントでは、データチャレンジを進めるにあたり既に行われている活動からデータ利活用に関する先進事例をご紹介頂くとともに、データチャレンジに向けた地域の課題の深堀と解決に必要なデータに関するディスカッションの場を設けます。
話題提供やディスカッションを通じて、御参加の皆様との議論を深める良い機会となることを期待しております。
記
1. 日時 平成25年8月1日(木) 13:15~18:20
2. 場所 東京大学駒場第Ⅱキャンパス(生産技術研究所内)Dw棟6階601
http://www.iis.u-tokyo.ac.jp/access/access.html(駒場第Ⅱキャンパスへのアクセス)
http://www.iis.u-tokyo.ac.jp/access/campusmap.html(キャンパス内配置図)
3. 主催 社会基盤情報流通推進協議会
4. 共催 東京大学空間情報科学研究センター・次世代社会基盤情報 寄付研究部門
5. 次第 (総合司会)東京大学CSIS 西沢明
13:15-13:20 開会挨拶 東京大学生産技術研究所准教授 関本義秀
13:20-13:35 「アーバンデータチャレンジ東京2013」概要説明
【Ⅰ:オープンデータの動向および先進事例の紹介】 (司会・コメンテータ:東京大CSIS 西沢明)
13:35-13:50 「オープンデータの動向および先進事例の紹介」Georepublic Japan 関治之
13:50-14:05 「「Government 2.0」に向けた千葉市の取り組み ~これからのまちづくりにおける行政、市民の役割~」千葉県千葉市 松島隆一
14:05-14:20 「オープンガバメント・オープンデータの推進を支援するソフトウェアの事例紹介」 Open Knowledge Foundation Japan 東修作
14:20-14:35 「なぜ?WHERE DOES MY MONEY GO?福岡市版をはじめたのか?」福岡県福岡市 本橋伸一
14:35-14:50 質疑・議論
(休憩 10分)
15:00-15:20 課題リストおよびデータの紹介
<課題グループと紹介事例>
- 人口:(調整中)
- まちづくり:「人々の流動データから街の賑わいを考える(仮)」 ㈱ゼンリンデータコム 足立龍太郎
- インフラ:「橋梁の点検データをオープンにするメリット(仮)」東京大学生産技術研究所 長井宏平
- 防犯:「データに基づく犯罪予防—どう実践するか」東京大学CSIS 雨宮護
- 防災:「復興支援調査アーカイブ」東京大学CSIS 西沢明
- 交通:「国土数値情報を利用した鉄道やバスの沿線地域の分析(仮)」㈱環境情報 小美野智紀
- 農業:「歴史的な農業土地利用の公開とオープンデータ化」(独)農業環境技術研究所 岩崎亘典
- 教育:(調整中)
- 観光:「まち歩きや文化・芸術情報のオープンデータ化」 Open Knowledge Foundation Japan 藤村良弘
(グループ移動5分)
15:25-16:15 各課題に関する事例紹介&グループディスカッションPart1
(グループ移動5分)
16:20-17:10 各課題に関する事例紹介&グループディスカッションPart2
(休憩・成果集約)
17:20-17:50 ディスカッション成果の共有
17:50-18:10 質疑応答
18:10-18:20 閉会挨拶・今後の予定 東京大学生産技術研究所准教授 関本義秀
※内容は急の事態等で変更になることがあります。
6.
※キャンセル等・お申込以外のお問合せにつきましては、下記事務局までお願いいたします。
協議会事務局:core [at] aigid.jp
(キャンセルされる場合は、その旨ご連絡よろしくお願いいたします。)
7. 関連URL
当日はⅠ部の間のみUstreamでの中継を予定しています。
http://www.ustream.tv/channel/udct2013-2